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紛セン有効活用のための条件 担当弁護士は被害者の味方か?

担当弁護士は被害者の味方だと勝手に思い込んでいる人がたまにいらっしゃいます。

この認識は全くの間違いで、弁護士はあくまで中立な立場で担当することになります。

弁護士という職業は確かに当事者いずれかの味方となって弁護するのが仕事ですが、
紛センの担当弁護士というのは被害者の立場を弁護するための担当ではなく、
裁判における裁判官の立場と同様と考えなくてはなりません。

もちろん職業がら、不当な法的主張をする相手には、
裁判官と比べれば確かに被害者擁護の立場を取る弁護士も少なくありません。

ですが、それはあくまで職業病的な癖によって、ついそういう行動を取ってしまうことがある、
という程度に認識しておいたほうが良く、
それはあくまで弁護士個人の人柄によってそうなることがあるという結果論でのことであって、
原則、担当弁護士は中立の立場で仲裁に当ります。


基本は担当弁護士は中立なのであって、
独力で紛センに申し立てるということは、
弁護士なしで本人訴訟を戦うのと基本的には同じことであると考えておかなければなりません。

保険会社側の理路整然としたテクニカルな主張・立証に対し、
感情的になったり、保険会社や加害者の誠意等、法律上の権利・義務に関係ないことに言及したりと、
司法の現場になじまない態度の被害者には弁護士は冷たくなります。

紛センの和解あっせん役を買って出ている人ではあっても、
元々司法のテクニカルな攻防が仕事の職業人です。
司法の現場において非常識とされる態度の当事者には冷たいものだと認識しておかないと失敗します。


被害者の立場としては、法は被害者を守るためにあるのだ、といった考え方を持ちがちですが、
現実には法はそのような性質のものではなく、あくまで法は「法を知る者の味方」なのです。

これを被害者感情としては「そんな理不尽な!」と反論したくもなるのはわからなくもありませんが、
それを理不尽と批判することは弁護士という職業を否定することに繋がります。

法が「法を知る者の味方」であるからこそ、弁護士という職業が必要なのであって、
法を知らなくても法は被害者を守るべきものなのだとすれば、
弁護士などという職業は存在しなくても良いということになってしまします。

もちろんそういう世の中になれば理想的ではありますが、
現実にはそうではありませんし、
そういう感情を抱いていて、弁護士に良い印象を与えるはずがありません。
そうしたことを理解していないと担当弁護士には嫌われることになります。

そうした被害者は「法の上に眠る者」として
法の救済は受けられないものというのが司法の現場では常識なのです。


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